デジタル思考
中国新聞に山本晴義さん(横浜労災病院勤労者メンタル・ヘルスセンター長)の「働く人のストレス対処法」という記事がありました。
それは世の中で、すべてを白か黒かで考える癖がついていたり、結果が出なければすべて無駄だと思ってしまう「デジタル思考」に問題性を示していました。
デジタル思考は正確さや効率性を求めるのには最適ですが、想像力やゆとりなどを奪い、仕事を続けていると必要以上に自分で自分を追い詰め、ストレスを増加させることになるのです。世の中にはプレッシャーに強く、競争社会で生きることを得意とする人もいますが、そういう人ばかりではないのです。時にはアナログ的な考え方を取り入れていく必要があるのです。考え方をアナログ的に柔軟に切り変えられると、心に余裕が生まれ、アイデアがわいてくることもあります。
たとえば、会社の方針と違うことばかりを主張する部下がいると、「一緒に仕事ができないから排除しよう」と考えるのがデジタル思考。そうではなく、「人の数だけ考え方があるのだから「丁寧に話を聞いてみよう」と考えるのがアナログ思考だという訳。
一人一人違って当然と考えられるなら、自分の心も楽になる。無理に意見を変えさせようと躍起になり、排除しようとすると余計に人は、頑なになる。
現代は、便利で分かりやすさが尊重されるデジタル的な世の中で良い・悪いといった二進法的な考え方では判断や解決できない問題がたくさんある。無理に白黒つけようとせず、アナログ思考に切り替えてストレスを減らすことを勧めている。

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