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01/15/2008

「待った」と「悪手」

 将棋の米長邦雄さんが東京都教育委員会の委員長を8年務めて昨年1220日退任されたたが、朝日新聞に今春の学習指導要領改訂に関連した文を載せていた。その中にこんな記事があったので、引用したい。

 「『ゆとり』から私自身も学んだことがある。将棋の対局では最善手を指すことと『待った』をしないことは絶対である。しかし『ゆとり』では、『待った』と『悪手』を奨励することこそ大切なのである。『ゆとり』は、児童生徒が失敗をしてやり直すことを前提とする。総合学習では、自らが学習の主体となり、失敗やつまづき、成功や達成、あるいは困難や障害を乗り越える大切さといった経験を、自分のものとして感受する。また獲得した知識や技能の有効性や可能性を、体験を通して検証したり修正したりすることによって『生きて働く力』へと高めていく。

 最善手を指さなくてもよい。失敗したら、どこで

(

つまづ

)

いたかをじっくり考える。その体験こそ『ゆとり』の神髄である」と。

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